どうも、毎年2回は食中毒になるオノです。
食中毒って辛いですよねー。
なったことがない人はわからないと思いますが、ゲロ吐いて、下痢して、ゲロ吐いて、下痢して・・・これが延々と続きます。
しかも、1日だけじゃありません。 長い場合だと1週間ぐらい。
こうなるとせっかくの楽しい海外旅行も台無し。
でも、うまく対処できれば、2、3日で70%ぐらい回復させることもできる可能性があります。
そこで、この記事では毎年のように食中毒になっている僕が「海外で食中毒になった時に有効な対処法」について紹介したいと思います。
海外で食中毒になる原因は?
食中毒になる原因は色々あると思いますが、フィリピンやその他東南アジア諸国では以下のケースが多いです。
- 水が飲料水ではなかった。
- 飲み物の氷が飲料水から作ったものではなかった。
- 料理用の油が古かった(酸化していた)。
- 缶の飲み口を拭かずに飲んだ。
- 野菜に付着した水。
よくガイドブックには「飲み水はミネラルウォーターを買って飲みましょう」みたいなことが書かれてますよね?
これは、レストランで提供される水や氷が綺麗でない場合があるためです。
しかし、都心部やきちんとしたレストランであれば、最近では綺麗な水が使われていることが多いので、僕個人の意見としては「料理用の油が古かった(酸化していた)」で食中毒になるケースが多いように感じます。
実際、これまでフィリピンで何度か食中毒になりましたが、だいたいがレストランでフライドチキンやその他の揚げ物を食べた次の日でした。
- レストランで食べたフライドチキンの油。
- テイクアウトした唐揚げの油。
- 韓国焼肉屋で出てきた野菜(に付着した水?)。
他にもありますが、ちゃんと覚えているのはこれぐらいです。
食中毒になった時の対処法
では、本題の「食中毒になった時の対処法」ですが、結論から言うと、とにかく「体内の物を全部出せ」となります。
なので、「とことん吐いて、とことん便を出す。」これを繰り返して、体内の毒を全て出しましょう!
もう、これしか方法はありません。実際に薬局の人に相談した時もそう言ってました。
食中毒になると、なんとか吐き気を抑えたい、下痢を抑えたいと思って、下痢止め・吐き気を止める薬を飲む人もいるかもしれませんが、それは逆に悪い菌を体内に留めてしまうことになるのでよくないようです。
なので、トイレで出して出して出しましょう。
脱水症状に要注意!
吐いたり、下痢で便を出すと、体内の水分が奪われることになるので、脱水症状に気をつけてください。
水分はこまめにとり、できれば「ポカリスウェット」や「アクエリアス」のようなイオン飲料を飲みましょう。
フィリピンの場合だと、「GATORADE」というイオン飲料水が売っていますし、コンビニによっては「ポカリスウェット」も扱っています。
家の近くにコンビニがあるのであれば、チェックしてみてください。
食中毒の時に役立つのは「整腸剤」
先ほど、食中毒の時は下痢止めや吐き気止めの薬は飲まず、とにかく出すことが大切だということを書きましたが、「整腸剤」も有効です。
整腸剤は無理に下痢を止める薬ではなく、腸の働きを整えるための薬なので、食中毒の場合にも飲んでも大丈夫です。
色々種類があるので、薬局の人と相談して決めるといいでしょう。
僕がフィリピンからちょうど一時帰国する当日に食中毒になった時は日本に着いてから「セルベール整胃錠」というのを買って飲みました(日本に着くまで大変でしたが)。
こちらは胃を守る働きのある胃粘液の分泌を活発化し、胃運動を高める作用があるようです。
即効性があるわけではないですが、これのおかげもあってか2日ぐらいで便意や吐き気はおさまりました。
ちなみに、フィリピンへ帰る時はいつも量が多い「ビオフェルミン」を買って帰ります。
どの整腸剤がいいのかはよくわからないので、薬局の人に相談してみるのがいいでしょう。
食中毒にならないために
いくら気をつけていても、海外、特にあまり衛生面がいいと言えない国では食中毒になる可能性は大いにあります。
とはいえ、最低限以下のことを注意しておけば、リスクを軽減できることができるので、これから海外旅行をされる方は覚えておきましょう(まぁ、毎年、食中毒になってる僕が言っても、説得力はないですが・・・)。
- ローカルなレストランをできるだけ利用しない。
- 油物は避ける
- 野菜に水気がある場合はよく切る
- 飲み水の氷は抜いてもらう
- できるだけ自炊する(海外在住者の場合)
海外旅行に行くと、どうしてもローカルな食べ物を食べてみたいと思うかもしれませんが、もし食べるのであればちゃんとしたレストランで食べた方が食中毒になるリスクは低くなります。
特にフィリピンではローカルの場合、油が古いこともあるので要注意です。
また、フライドチキンのように油がたっぷり使われているような料理はその分リスクが増すので、できれば避けた方がいいでしょう。
最後に
今回は食中毒になった場合の対処法と、ならないために気をつけるべきことについて紹介しました。
食中毒になると、かなりキツイです。
正直、ホテルでずっと休んでいたいし、いくら出しても吐き気、便意がおさまりません。
でも、なってしまった場合は仕方がないので、早く回復できるよう今回紹介した方法を試してみてください。