海外旅行や留学、移住をする際に欠かせないものといえば「海外保険」。
怪我をした時はもちろん、現地で盗難にあった場合や物を壊してお金を払わなくてはいけないような場合でも、補償してくれるので、旅行や留学の前に加入しておくのがベストでしょう。
でも、海外保険ってどこも高いですよね?
僕もフィリピンへ住む際に、1年ほど加入したんですが、年額で20万円以上払ってました。
まぁ、万一のことがあった時に安心なので仕方がないことですが、保険を使わなかったら20万円がパーですし、できれば費用は抑えたいですよね。
そんな人におすすめなのが、海外保険付きのクレジットカードです。
でも、作るのにお金かかるんじゃないの?
って思ったあなたも大丈夫。
今回は無料で作れて、しかも海外保険までついてくるクレジットカードをピックアップして紹介します。
かなりお得なプランなので、これから海外旅行や留学を予定されている方は、参考にしてみてください。
年会費無料で海外保険が付いてくるクレジットカード
では早速本題ですが、年会費無料で作れて、しかも海外保険まで付いてくるクレジットカードは以下の3社です。
この中ですと、僕は「楽天カード」と「エポスカード」を使っています。
1. 楽天カード
説明不要なほど、誰もが知っている人気のクレジットカードですね。
入会費・年会費無料で作れて、カードを使えば使うほど楽天市場で使える「楽天ポイント」が貯まるので、よく買い物をする人にはおすすめのカードです。
実はこの楽天カードですが、カードを作って出国の前に以下のいずれかの条件を満たせば、海外保険が付いてきます。
日本出国前に下記に該当するいずれかの代金を楽天カードで払う。
- 自宅から出発空港までの交通費
- 海外旅行代金(ホテルを除く)
ちょっとややこしいですが、手っ取り早い方法として飛行機のチケットを楽天カードで購入すればOKです!
申し込みから1週間で、自宅に届き、しかも新規で作る場合は楽天ポイントが5,000ポイント付与されるので、海外保険付きクレジットカードの中でもかなりおすすめです。
まだ、持っていないという人は旅行前にチェックしておきましょう。
ちなみに、主な補償内容・金額は次のようになっています。
補償内容と補償額
傷害死亡・後遺障害 | 2,000万円 |
---|---|
傷害治療費用 | 200万円 |
疾病治療費用 | 200万円 |
賠償責任 | 2,000万円 |
救援者費用 | 200万円 |
携行品損害 | 20万円 |
これだけあれば十分ですよね。
詳しい内容については公式サイトに書かれているので、気になる方はチェックしてみてください。
2. エポスカード
エポスカードは先ほどの楽天カードと違い、カードを作ってしまえば自動で海外保険が付いてきます。
カードさえ作ってしまえば、3ヶ月補償されるので、短期留学や世界一周のような長期的な旅行にはもってこいです。
補償内容とその金額は楽天カードとそんなに大きく変わりませんが、「傷害死亡・後遺障害」は補償額が少ない印象です。
補償内容と補償額
傷害死亡・後遺障害 | 最高500万円 |
---|---|
傷害治療費用 | 200万円 |
疾病治療費用 | 270万円 |
賠償責任 | 2,000万円 |
救援者費用 | 100万円 |
携行品損害 | 20万円 |
とりあえず年会費無料で作れるので、単に海外保険が欲しいという人にはいいんじゃないかなと思います。
3. Booking.comカード
Booking.comと言えば、ホテルの予約サービスで有名なサイトですよね。
その会社のクレジットカードもあって、年会費永年無料で作れちゃいます。
しかも、ホテルサイトのクレジットカードだけあって、カードを作った人は以下のサービスが受けられる「Booking.Geniu」会員に無料でアップデートできちゃいます。
- Booking.comで予約した場合、宿泊費10%OFF
- レイトチェックアウト
- 無料空港送迎
- ウェルカムドリンク無料サービス
なので、よく旅行する人、Booking.comをよく利用する人にはかなりお得なサービスだと思います。
気になる保険の補償内容と金額ですが、「傷害死亡・後遺障害」や「賠償責任」などリスクが大きなものは補償額が多いですが、怪我や病気の補償は他のクレジットカードの保険の方が良さそうです。
補償内容と補償額
傷害死亡・後遺障害 | 最高3,000万円 |
---|---|
傷害治療費用 | 100万円 |
疾病治療費用 | 100万円 |
賠償責任 | 4,000万円 |
救援者費用 | 150万円 |
携行品損害 | 25万円 |
結局どれがおすすめ?
僕個人としては、「楽天カード」がおすすめです。
楽天カードは使うだけで、勝手に楽天ポイントが貯まっていきますし、そのポイントで本やガジェットなど色々なものが買えます(ちなみに僕の場合、毎年カードを使っているだけで1万ポイントぐらい入ってきます)。
「補償額」で見てみても、バランスがいいですので、海外保険をゲットすることだけが目的ではなく、クレジットカードとしても使っていきたいのであれば、楽天カードでいいでしょう。
海外でクレジットカードを使う場合の注意点
東南アジア諸国でクレジットカードを使う場合、スキミングされる場合があります。
特に僕の住んでいるフィリピンではローカルのお店で、そのような被害に遭うケースが多いので、ローカルの人しか行かないような場所では、なるべく現金で払うようにしたほうがいいでしょう。
また、外に設置されているATMにもスキミング装置が仕込まれている場合があるので、クレジットカードを使ってキャッシングする場合は、十分に注意しましょう。
その他、フィリピンの場合は、ATMにクレジットカードを入れたら、吸い込まれたまま出てこなくなるなんてケースも稀にあります。
そうなった場合、銀行の人に言って対応してもらう必要があるので、ATMを利用するなら、なるべく銀行が開いている時間にしたほうがいいでしょう。
最後に
今回は、無料で作れてしかも海外保険まで付いてくるクレジットカードについて紹介しました。
海外保険を購入するとかなり高いので、できるだけ費用を抑えたい人は海外保険付きのクレジットカードを検討してみてください。